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大根娘
相変わらず冬を満喫中♬
携帯の普及と携帯カメラの進化により、皆が気楽に写真を撮れるようになりました。青春時代をフィルムカメラやインスタントカメラと過ごした私たちは、親から「そんなくだらない物を撮ってもったいない」とよく言われたっけ。今の私の携帯の中に納まっている写真は圧倒的に、食べたものと飲んだ酒記録。酔っぱらいの記憶を明日へとつなぐ命綱・携帯カメラ、ありがたやぁぁ。
はてはて、最近の写真を眺めながらおしきせ中(信州の方言で晩酌の意)、思わず声をたてて笑ってしまった。「毎日毎日、大根ばっかり!」
かつて「私の血はワインでできている」という名言を残した女優がいたが、私の場合「私の大根足は大根でできている」とでも言おうか……笑えません!ちなみに、農業倶楽部千歳屋では漬物用煮物用など用途にあわせて、5種類の大根を栽培しています。
最後に…このホームページにもアーカイブされていますが、千歳屋主宰・吉村幸代の名コラム『大根七変化』をご覧あれ。さて、ねずみ大根の粕漬けでも切って飲もう🐭
皆さんのオススメ大根料理、是非教えてくださいね。
続 美しいキッチン
庭師業の知人が、帰宅したら毎日手ばさみを研ぐと言っていた。道具は大切、仕事は道具から。
台所の整備と並行して、道具の手入れもしている。一年の半分以上、毎夜毎夜働いていてくれている錫のチロリ。使い始めてもう15年は経つだらろうか。錫は熱伝導性が良いので燗がつきやすく、まわりのカバーのおかげで冷めにくい。熱めの上燗を好み、ちびちび時間をかけて呑む私には手放せない!そんな愛用のチロリの持ち手がほどけてきてしまったので、修繕してもらった。
チロリ良し、包丁良し、とお次はまな板。このまな板は尊敬する料理研究家の辰巳芳子先生の監修品として先生の事務所が販売しておられるもの。8年くらい前に買って以来、全く手入れをしていなかった😞刃当たりが良し水はけ良しのこのまな板、スタンド付き(スタンドは水気に強いひのき)なのが素晴らしい!まな板削りを優しく丁寧にかけたら、滑らかにきれいになった。「真菜板」は「真菜」すなわち真のおかず、主たるおかずをさばくもの。さあ、これから5年、また沢山お料理をしよう。
美しいキッチン
年を増すごとに冬が好きになっている。朝、布団から出るのは辛いし、風呂に入るのも億劫。それでも冬が好きだ。夏場は草取りに追われ、稲作に一喜一憂し、ときどき熱中症になりかかったりして忙しい。ビールはいくらでも飲める。かんぱーい!おいしー!なんて騒いでいるうちに、あっという間に過ぎていくのが夏。
小正月が終わり、静かな日常の日々。「今日は何をしよう、次は何をしようかな」と考えられるゆとりが嬉しい😚少し前に書きましたが、農業倶楽部千歳屋は耐震補強のための大規模改築を経て、昨年末から整備中。よりによって台所の整理整頓ができぬまま、年末年始を迎えるはめに。
皆さんはどんなキッチンがお好きでしょう。私は、美しくて機能的で、余分なものはないけど道具1つ1つは吟味されていて手入れが行き届いている……なんて理想ばかりが先行。いろいろ考えすぎてなかなか片付けが進みません😅大寒のいま、ようやくじっくり、台所の整備をしております。
千歳屋について
清らかな水を蓄えた肥沃な大地は、古くから農業を栄えさせ、豊かな食文化を育み、ふんだんに供してきました。脈々と続いてきた尊い営みを学んで実践し、後世へと伝えていきたい――それが農業倶楽部「千歳屋」です。
寿一番星倶楽部について
酒米の田植えや稲刈りを楽しみ、慰労の酒を酌み交わし、出来上がったオリジナル清酒を味わい、日本酒文化を通じて得た感動を発信するなどの活動をしています。
唎酒師 結城子
おばあちゃんたちが作ってくれた「知恵の食卓」を伝え継ぎたい。そうした思いから、私は利酒師として酒と肴、郷土食を研究しています。
倶楽部概要
農業倶楽部 千歳屋 主宰 吉村 幸代
● 〒399-8102 長野県安曇野市三郷温1784
● TEL & FAX:0263-77-2514
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