mv-sp mv-pc

photo by Dr.noby

mv-sp mv-pc

photo by Dr.noby

mv-sp mv-pc

photo by Dr.noby

mv-sp mv-pc

photo by Dr.noby

信州安曇野の農業倶楽部「千歳屋」のWEBサイトです。

千歳屋 食と農の営みを次世代へ
食と農の営みを後世に伝える

更新情報

AM10時30分の衝撃

 

 昨日は節分。鰯だけじゃ足りないぞ、銀杏もどうだ!と、くさい晩酌をたっぷりして鬼退治。今日は立春だというけれど、今朝も相変わらず「寒いーっ、熱燗飲みたいー」と呟いています。

 農閑期、帳簿整理や確定申告をはじめ、やるべきことはたっくさんあります。夏の屋外作業中には「家の中でゆっくり事務作業でもできたらなあ」なんて考えていたのに、いざそうなると全然湧かないのがヤル気…。禁断のテレビをつけた瞬間、「ええっ!?」と思わず声が漏れました。

 「ヨシダルイ、ナンデサケノンデルノ❓️」――BS TBSでお馴染み、私が敬愛する酒場詩人・吉田類氏の「吉田類の酒場放浪記」が地上波で流れているではありませんか!!現在AM10時30分、吉田先生は既に顔真っ赤、ややや、締めのカレーうどんまで注文してる。ろれつもまわってない。

 「ギブミー熱燗!!ギブミー酒!!」どうにもならなくなって、炭酸水を開けた私。『吉田類の酒場放浪記』は、晩酌中に観るには最高の肴ですが、日中に観るとこんなに苦しいとは!(笑)

 「明日こそ、事務作業がんばろ。」真冬の1日は静かに流れていきます。

日本一の豆腐

 「豆腐〜、豆腐〜♬安曇野産大豆ナカセンナリ使用、チョーホーザイを使わない、コンガリ豆腐」夕暮れの安曇野に豆腐売りのアナウンスが響きます。

 チョーホーザイ❓️コンガリ豆腐❓️興味に駆られ飛び出して行くと、お豆腐をたくさん積んだ軽自動車に、何人かの人が並んでいました。「あ、お宅はずっとソフト木綿だね」と渡された木綿豆腐、1丁270円ナリ。亡き祖母が常連だったようです。

    ずっしりの500グラム

 私は豆腐が好き。お酒をたんと飲めど、胃が強くない。もたれない、高くない、身体に良い豆腐は心強き相棒。日頃も、旅先でも、さんざん食べてきました。しかしながら灯台もと暗し、日本一の豆腐は意外や近くにありました。

 豆腐作りはまず、大豆を煮て潰すことから始まりますが、この時に大量の泡が発生します。泡は食感が悪くなったり、泡のせいで加熱ムラが出てしまうもと、そこでグリセリン脂肪酸エステルやシリコン助剤を「消泡剤」として添加する方法があるそう。生産性アップのための食品添加物ですが「加工助剤」の扱いなので表示義務はありません。冒頭のアナウンスは「消泡剤を使わない本にがり豆腐」だったのでした(笑)

 
 私たちの暮らしは、豆腐屋さん、団子屋さん、安い定食屋さん……そういった人たちの、毎日の地道な仕事に支えられているのだと改めて感じ入ります。地道という面では、農業も負けていません。

 さて、このお豆腐を持って、北安曇郡は松川村のラーメン屋さんにお出かけです。こちらの店主夫人と知り合ったのが2年前。化学調味料無添加でスープを作り、丁寧にチャーシューを煮て、麺は手打ち!営業はお昼だけですが、ご主人はそれ以外の時間のほとんどをラーメン作りに費やしているそう。夢中になれるって素晴らしいことだけど、それをもう何年も続けておられるとは!そんなご夫妻に、このお豆腐を是非食べていただきたかったのです。

 はてはて、ラーメンもワンタンも美味しくてびっくり。逸品を前に、私の下手な食レポはやめておきましょう。是非お出かけあれ♬

1月20日現在

 本日は2026年1月20日なり。え、新年明けてもう3週間が経つのぉ!?と思わず叫んでから、順調に増えている一升瓶を見て時の経過を実感しています。光陰矢の如し。

 本日の晩酌もまだまだ、お正月気分満載✨️でもさすがに、お節料理も終わりが見えてきました。そんな中、新顔は写真中央の黄色い大根漬。堅大根と言われる水分が少なく堅い大根を、更に数日干して水分を抜き、小糠(こぬか)に塩や砂糖を混ぜたものをまぶして漬け込んだものです。大根は漬かるのに時間がかかるので、信州では初冬は野沢菜漬を食べ、大寒の頃から大根漬もいただきます。ちなみに、この大根漬は水分を抜いてあるので保存性が高く、夏頃まで食べられます。

 今年は、かねてから栽培してみたかった上野大根を漬けました!長野県諏訪地方の伝統野菜、固定種です。(種のF1種と固定種については、2025年 9月のブログ『種をつむぐ』をご参照のこと)

 信州松本で、多くの伝統野菜の種を取り扱っている「つる新」のご店主が「固定種にしては形質が揃って驚くと思うよ」と言っておられた通り!まっすぐで洗いやすそうな大根が収穫でき、感動したのでした。

 こだわりの種苗店「つる新」は、店内にクラッシック音楽が流れる静かな空間。思わずゆっくり、種たちを眺めてしまいます。上野大根の種を買ったのは、2025 年9月1日。5か月足らずで種が大根になり、大根が漬物になるんだからすごいね。常に何かを仕込みながら生きていなきゃ、と自分を戒めながらの晩酌です。

【つる新種苗店】

長野県松本市中央2-5-33

0263(32)0247

午前10時〜午後5時営業

日曜・祝日定休

オンラインショップ有り

千歳屋について


清らかな水を蓄えた肥沃な大地は、古くから農業を栄えさせ、豊かな食文化を育み、ふんだんに供してきました。脈々と続いてきた尊い営みを学んで実践し、後世へと伝えていきたい――それが農業倶楽部「千歳屋」です。

寿一番星倶楽部について


酒米の田植えや稲刈りを楽しみ、慰労の酒を酌み交わし、出来上がったオリジナル清酒を味わい、日本酒文化を通じて得た感動を発信するなどの活動をしています。

唎酒師 結城子


おばあちゃんたちが作ってくれた「知恵の食卓」を伝え継ぎたい。そうした思いから、私は利酒師として酒と肴、郷土食を研究しています。

倶楽部概要

農業倶楽部 千歳屋 主宰 吉村 幸代

● 〒399-8102 長野県安曇野市三郷温1784

● TEL & FAX:0263-77-2514

あなたも寿一番星倶楽部の仲間に入りませんか!?
農業倶楽部千歳屋では、会員を募集しております。
ぜひお気軽にご参加ください。

詳しくはこちら